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cestaの買い付け旅
古本喫茶cestaが本や雑貨の買い付けで訪れた、チェコやハンガリーなどの旅のお話。

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名古屋の古本喫茶「cesta」です。




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スロバキアは怖い?

あけましておめでとうございます。

これまで使っていたブログが休止になるとの事で、ブログの引越しを行いアドレス、デザインが変わりました。

更新をサボってばかりですが、今年もボチボチ更新して行きますので、よろしくお願いします。

スロバキアの事を少し書いてましたが、珍しくスロバキアを舞台にした映画(DVD)を見たのでちょっとご紹介。

ホステル」(2006)、「ホステル2」(2007)。

クエンティン・タランティーノが製作総指揮、ブラチスラヴァが舞台という事で期待したんですが、何と撮影はチェコのチェスキークルムロフでした。

チェスキークルムロフに行った事のない僕でも一発でわかる観光スポットが堂々と出て来るんでちょっとがっかり。

もうちょっとわかりにくい街使えば良いのに。

スロバキアは得体の知れない国ってイメージのようです。

確かに、僕がチェコやスロバキアに行ってるって言うと、「そんな所行って大丈夫? 危なくない?」っていまだに言われる事があるから、共産主義時代の悪いイメージを今でも引きずってるんですね。

この映画はそんなイメージを逆手にとって、妙なリアリティーを醸し出してる所がウケてるようです。

内容は、バックパッカーの若者が、旅先でブラチスラヴァに夢のようなホステルがあると聞きやって来て、美しい街で美女たちと楽しい時を過ごすが、実はそこが殺人クラブと繋がっていて、次々と酷い目に遭って殺されていくという、あまり大きな声ではオススメ出来ない作品となっております。

特に怖がりの人で、これからスロバキアに行きたいと思ってる人は事前にこれを見ておくと、現地では常にビクビクしながら観光して、夜寝られなくなる事になってしまうといけないので注意しましょう。

監督はイーライ・ロス

結構グロいし内容もアレなんで誰にでもオススメ出来る映画じゃありませんが「SAW」なんかが好きな人なら楽しめると思います。

「SAW」から謎解きを無くしたって感じですが。

続編の「ホステル2」の方が面白かったです。

スロバキアが舞台の映画でオススメがあれば教えてください。
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ブリンゾヴェー・ハルシュキ


スロバキアは、チェコハンガリーに挟まれているだけあって、似たような料理になってるみたいなんですが、スロバキアの名物としてガイドブックにものっていた「ブリンゾヴェー・ハルシュキ」が気になっていたので、ブラチスラヴァ旧市街の外れのレストランでランチに注文してみました。

角切りベーコンのかかったチーズソースのニョッキなんですが、これが思った以上に美味しくで、ニョッキはそんなに好きでもないんですが、これは気に入りました。

ちょっと塩辛いんですが、それがまたビールと合うんですよね~。

因みにビールはピルスナーウルケルでした。

スロバキアは食も期待出来そうです。


ブラチスラヴァの旧市街


初めてのスロバキアで与えられた時間はたったの約6時間。

道に迷ってウロウロしている暇はないので、地図をしっかり確認しながら事前に調べた古本屋を目指します。

途中、ドナウ川に架かる橋を渡って、学生らしき一団がダッシュをして盛り上がっている川沿いを歩いてみたり、栃の実が散乱する大きな公園を横切ったり、大きな歩道橋の上で昼間からイチャついてるカップルを横目で見ながら初めて訪れるスロバキアの古本屋に思いを馳せて歩いていたら、案の定迷いまくってしまい、結局古本屋は1軒しか発見する事が出来ませんでした。

それでも、ちょっとレアな絵本が手に入ったし、旧市街は一通り見て回る事が出来たので、とりあえずブラチスラヴァは制覇です。

旧市街にはオシャレなカフェなどのお店が建ち並び、多くの観光客で賑わっていて、そこだけ別の街のようでした。

ブラチスラヴァに到着


ブダペストを朝7時のバスで出発し、約2時間半でスロバキアの首都ブラチスラヴァに到着。

バスターミナルに荷物を預け、繁華街を目指し10分程歩きます。

ブラチスラヴァは一国の首都と言っても賑わっているのはほんの一部で、たまにレトロフューチャー感漂う近代的建物が建っていたりもしますが、それ以外は共産主義時代の名残りある質素な建物と森のような大きな公園があるだけで、とても静かな所でした。

ブラチスラヴァの人々は、プラハに比べても更に素朴な感じで、僕が歩いた範囲では穏やかな雰囲気に感じました。

但し、バスターミナルでは物売りなど怪しいヤツらが結構絡んで来るので要注意です。

観光客が少ない分、目立ったからですかね。

別に身の危険を感じるようなものではないのですが、待ち時間などは荷物や貴重品の管理をしっかりして、なるべく人が多い所にいた方が良さそうです。

写真はドナウ川沿いから眺めたブラチスラヴァ城です。