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cestaの買い付け旅
古本喫茶cestaが本や雑貨の買い付けで訪れた、チェコやハンガリーなどの旅のお話。

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Author:cesta2
名古屋の古本喫茶「cesta」です。




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ブダペストの中央市場


ブダとペストを分けるドナウ川に掛かる自由橋近くに「中央市場」はあります。

吹き抜けの高い天井で開放的な広い市場内は観光客と地元の人々でいつも賑わっています。

1階と地下は様々な食料品店が軒を連ねますが、日本ではなかなか見られないものが溢れてるので、見てるだけでも楽しい所です。

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サラミやソーセージを売る肉屋も何件かあるんですが何処も種類が豊富で、所狭しとぶら下げたり並べたりしてて、肉好きにはたまらない光景が繰り広げられてます。

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野菜も日本のその辺のスーパーじゃ見かけないものが多く、色鮮やかでとにかくどれもデカイ!
そして安い!
野菜好きにはたまらない光景が・・・

2階には、カロチャ刺繍などの民芸品やおみやげ品を揃えた雑貨屋があり、雑貨好きにはたまらない・・・
何故かマトリョーシカもいっぱい売ってますが・・・

軽食が食べられる屋台もあるので、休憩にも使えて便利です。

フォアグラやトカイワインなんかもあるので、ハンガリー土産に困ったらここへ。




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パプリカチキン


ハンガリー料理は肉料理が中心で、パプリカなどの香辛料を使って煮たり焼いたりしたものが基本のようです。

僕はまだそんなに色々なハンガリー料理を食べれてないんだけど、その中でもお気に入りなのがパプリカチキン。

パプリカとサワークリームのソースで煮込んだチキンで、クリーミーなソースと良い具合に煮込まれた骨付きチキンが絶妙な、ハンガリー料理の傑作です。

前回ブダペストの宿で、ハンガリーに留学中の日本人の子に勧められて初めて食べて気に入ったので、今回はブダペストで安くて美味いと噂の食堂「Kisharang Etkezde」へ行ってみたんだけど、残念ながらここのパプリカチキンはイマイチでした。
チキンが骨付きじゃなかったし、ソースも好みじゃなかったし。
しかもここはビールが無い・・・
まあ、ここは早い・安い・美味いの食堂らしいので、味に過大な期待をしてはいけなかったのかも。
気軽に入れるお店なので、今度は他のメニューを試してみたいです。

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そして、これが美味かったパプリカチキン。
名前は覚えてないけど、ブダペストの日本人宿「アンダンテ」の隣りにあるレストラン。
ここのお店も気軽に入れて安くて美味いのでおすすめです。

ネットで調べたらパプリカチキンのレシピが沢山出て来るし、簡単そうなので今度作ってみよう。
皆さんも是非お試しください。



ブダペストの市民公園


ブダペストで週末に開催されるペトフィ(ぺトゥーフィ)の蚤の市は市民公園内で開かれています。

市民公園は名古屋ドームが何個か入る(テキトーですんません)巨大な公園で、英雄広場、セーチェニ温泉などの有名観光スポットや各種博物館なんかもあって、観光客から地元民まで多くのの人が訪れる人気スポットです。

蚤の市の場所も最近やっと迷わず行けるようになったんだけど、帰りにちよっと調子に乗ってウロウロ寄り道してると必ず迷います。

まさに市民の憩いの場って感じで、ベンチや芝生の上に寝転がって、犬と散歩してる人なんかを眺めながらのんびり過ごすのに良い所です。

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野生のリスなんかもいたりするし。

市民公園の中には動物園もあるそうなので、動物好きの人は是非。

OrangewaysでGO!


ブダペストでの買い付けを終え、次の目的地はお隣のスロバキア

初スロバキアです。

と言うものの、実はこれまで何度もスロバキアには行っているんですが、列車で通過しただけで、実際に列車から降りてスロバキアの大地を踏んだ事はなかったのです。

チェコと言うと、いまだに「あ~、チェコスロバキアでしょ?」と言われる事の多い、その片割れです。

この辺の歴史的経緯は難しいので省きますが、興味ある人はググってみてください。

スロバキアの首都ブラチスラヴァまでは、鉄道、船でも行けますが、今回は安くて便利なバスを利用。

Orange Ways(http://www.orangeways.com/en)という新しいバス会社は、インターネットで予約を受け付けていて、非常にリーズナブル。

ヨーロッパ全土を網羅という訳ではなく、使える路線は限られますが、ブダペストから周辺国への移動にはこれがおすすめ。

ブダペストからブラチスラヴァまで約1500円、大きな荷物を預けるのにたしか1ユーロ。

写真のようなハデなカラーリングの新しいバスで、座席はまあ普通なのであまり長距離だと正直しんどいけど、ブラチスラヴァまでは約2時間半なので、外の景色を眺めたり、本を読んだりしてたらすぐです。

車内では飲み物のサービスやビデオの上映もあります。

朝7時出発のバスはほぼ満席でした。
テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

DOROMB


ハンガリーの名産と言えば、トカイワインフォアグラパプリカ、カロチャの刺繍などがありますが、僕がオススメするハンガリーの名産品は「ドロンブ」。

写真を見てこれが何かわかりますか?

楽器です。

「ドロンブ」日本語では「口琴」と言います。

口に咥えて弁を振動させると「ビョ~ン」と何とも素敵な音を発するこの楽器は、世界各国で古くから作られていて、日本でもアイヌに伝わる「ムックリ」という竹製の口琴がありますが、世界の口琴マニアの間でも特に評判の高いのがハンガリーの名匠ゾルタンの生み出したドロンブなのです。

一見単純な楽器ですが、その製法、演奏共に、シンプルながら非常に奥の深い楽器で、やりだすとちょっとハマッてしまうのです。

初めてブダペストに行った時に、民族楽器専門店で初心者用のドロンブを手に入れ、暇なときに「ビヨンビヨン」やってたんですが、今回もうちょっと良いドロンブを入手。

cestaの前を通った時に「ビヨ~ン、ビヨ~ン」と妙な音が聞こえたら、僕が店内で一心不乱に口元で指を震わせていますので、そっとしておいてあげてください。

ハンガリーに行ったら「ドロンブ」を手に入れて、いっしょに「ビヨンビヨン」しましょう!